2018年8月21日火曜日

2018年8月10日 大雄丸ジギング釣行



お久しぶりです。

モモイフィッシングの久世です。



この度、一日夏休みを頂いて、青物ジギング・鯛ラバに行ってきました!

夏休みという事もあり、今回は地元の友人2人との釣行でした。

2人とも釣り歴は長く、1人は5歳のころから釣りの英才教育を受けて育ったという天才?です。ジギング初心者の私は、そんな心強い仲間に囲まれ、ワクワクしながら今回の釣行に臨みました。


今回も、神戸市須磨に拠点を構える「大雄丸」さんにお世話になりました!

当日は5時集合だったので、3時に起床し、集合場所へと向かいました。まだ日の出前なので、涼しさを感じますが、今は8月の真っ只中、日中は暑さとの戦いになることでしょう。

飲み物をしっかりと準備、酔い止めを服用し、青物と戦う準備は完了です!
5時半頃、船は港を出発し、明石周辺のポイントへと向かいます。この日のことが楽しみ過ぎて前日眠れなかった私は、ウトウトしているうちに最初のポイントへと到着しました。


 今回のラインシステムは、メインラインにMomoi JigLine MX8 Pro2号を、リーダーには、Momoi SHOCK LEADER8号を使用しました。PEラインとリーダーの結束方法はFGノットです。SHOCK LEADERはナイロンラインであり、適度な柔軟性を持っているため、太いサイズでもとても扱いやすく、船上でもストレスフリーでした!ジグとリーダーとの接続には、スプリットリングと溶接リングを用い、溶接リングにはトリプルニットノット(TNノット)でリーダーを結束しました。このTNノット、ジギングなど結節部分に強い負荷が掛かる際に有効らしいのですが、締め込む回数がとにかく多い。ハーフヒッチだけでも10回ほど行わなければなりません。用いるリーダーも太い為、かなりの重労働です。しかし!MomoiSHOCK LEADERは独特のしなやかさを併せ持っており、とても締め込み易いのです!「グッ」と締まっている感覚が伝わってくるので、クセになりますよ!リーダーはフロロ派のあなた!高い耐摩耗性をも兼ね備えていますので、ジギングにおいて、是非ぜひ、使って頂きたい商品です!!一度使うと、世界が変わります!


 船長の合図とともに、一斉にジグを投下していきます。最初は水深30mほどの浅いポイントで、120gほどのジグを使用しました。明石海峡付近の潮は早く、180250gほどの重さのジグを使うことが一般的なようです。ですから120gは比較的軽めにあたります。この日は大潮だったのですが、朝一はあまり潮が動いてなく、120gでも十分に底を取ることが出来ました。動画で予習した「ワンピッチ・ワンジャーク」を繰り返しつつ、横に目をやると、驚いたことに、隣の人の竿が曲がっています!慣れた様子で軽々と巻き上げると、良いサイズのサワラが釣れていました。私が地味に狙っていた魚です。というのも、私の出身、岡山県では、サワラが非常に好まれており、なんと日本全体の水揚げ量の3割が岡山県にて消費されているそうです。恐るべき岡山県民のサワラ愛。もちろん自分も大好きで、新鮮な刺身を味わうべく、サワラを狙っておりました。このまま釣れ続くかに思われましたが、結局この一匹にて終了してしまいました。

 
 その後、厳しい時間帯が続きます。移動を繰り返し、明石海峡大橋より西側のポイントまでやってきました。「潮が良くなるまでは鯛ラバ」という船長の指示を受け、タックルを持ち換えます。暫くすると、私の周囲に次々とアタリが来ます!釣れたのはマダイ!ではなく、ツバスです!!自分の鯛ラバにはツバスが掛からず、焦りを隠せません。そんな時、神(船長)の一声が「今ジグ落としたらツバス入れ食いやで。」これを聞いた私は、我先にとジグを投入します!フォール中にブルブルッという魚信が竿に伝わります!キタッ!!ツバスといえども青物、力強い引きがたまりません!何とかボウズは逃れることが出来ました。

しかし、これからが勝負です。狙いはハマチ以上、あわよくばブリクラスです。群れにピタリと当たり、船全体でツバスは釣れ続きますが、なかなかサイズが上がりません。何度か移動を繰り返し、9時を過ぎたころ、隣の方が今までとは明らかに違うサイズの魚を釣っているではありませんか!!そう、ハマチです!運のよいことに大きな群れに遭遇したのか、次から次へと釣れ続きます!この流れに乗って友人2人がハマチをゲットし、私に大きなプレッシャーをかけます。しかし、このポイントでは釣れず。思い返すと、ここ3回の船釣りは、毎回スロースタートです。終了2時間前程になってようやくファーストフィッシュ、調子が上がりきる前に釣りは終了してしまいます。正直、これはしんどい。開始早々にファーストフィッシュを釣り上げ、心にゆとりを持って釣りに臨みたいものです。今回はツバスが釣れているものの、船上では完全にノーカウントです。ハマチ以上が釣れてなんぼの世界、厳しい世の中ですね。そうなると私は、ボウズも同じ。必ずハマチを仕留めなければなりません。この嫌な流れを断ち切るためには、何かアクションを起こさなければならない!そう考えた私は、私が持っている中で一番安い500円のジグ (200g) に付け替え、海へと投げ込みました。着底後、疲労の蓄積した腕で、無心にシャクリ始めます。フォール後、底から数シャクリのところで、竿が大きく曲がります!!キター!先程のツバスとは数倍違う強烈な引きです。今までショアからの釣りばかりをしてきた私にとって、この引きはとても刺激的でした。これが青物か!船長から、ゴリ巻きしろ!と言われたものの、早々に魚に主導権を握られ、ドラグが止まりません。上半身の筋肉が貧弱な私にとって、船まで巻き上げるのは、まさに修行です。少し時間をかけながらも、何とか無事にキャッチしました。60cm程のやや大きめなハマチです。メジロと言っても良いのではないでしょうか!(笑)サイズの事は抜きにしても、素直にうれしい一匹です

 
 その後、何度も釣り上げるチャンスがあったものの、バラしやオマツリによるラインブレイクなどで、結局追加できたのは一匹のみ。

最終的な私の釣果は、ハマチ2匹ツバス1匹でした。

船全体でみると少ないものの、ジギングデビューの私にとっては十分すぎる結果です。追い詰められた際の奇策が功を奏しました。500円のジグは、見事私の信頼を勝ち取ったのです!次回の釣行までに必ず買い足します!かなりの数のハマチを釣られた方は、タングステンのジグを使用されていたようです。鉛よりも比重が高い為、より小さなシルエットのジグを使う事が出来ます!その分、値は張りますが。潮の早い明石付近ではかなり有利ではないかと思いますので、ぜひタングステンを使ってみてはいかがでしょう。


今回JigLine MX8 Proを用いての初めてのジギングでしたが、ライントラブルとは無縁の時間を過ごすことが出来ました。オマツリは何度もしましたが。糸自体に程よいコシがあり、特にベイトリールではバックラッシュが起きにくいため、大きなアドバンテージになりました!初心者の方からベテランの方まで、色々な方に使って頂きたいです。



 釣れたハマチを元板前の伯父におすそ分けしたところ、素晴らしい写真が送られてきました。しゃぶしゃぶにして食べたようです。盛り付けが素晴らしいですね!!モミジなんてどこにあるのでしょうか(笑)



次回の釣行記をお楽しみに!





≪使用タックル≫

ジギング...ロッド:メジャークラフト クロスステージCRXJ-B58/3

      リール:ダイワ ソルティガ 15H

      ライン:Momoi Jigline MX8 PRO 2

     リーダー:Momoi SHOCK LEADER 8



鯛ラバ...ロッド:HOTS Slow Style SS63L

          リール:ダイワ ソルティガBJ200SH

     ライン:Momoi Jigline MX8 PRO 0.8

    リーダー:Momoi SHOCK LEADER 3








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