2023年7月26日水曜日

ローモンド湖でパイクを狙う

イギリスに短期滞在しているタカミです!

ここにきてやりたかったことがあります。

それは、パイク!パイク(カワカマス)を釣ってみたい❗







ヨーロッパでは日本のバスくらい馴染みのある魚です🎣

毎回欧州展示会、出張に行くたびにパイクの話になります

海外の釣り雑誌にも必ず載っています

欧州におられるバイヤーの皆さんも度々パイクの釣果写真を見せて下さいます

日本にはいないので余計に憧れの魚になりました


日本ではもっぱらジギングをやっておりました

そして子供ができてからは釣り自体やっておりませんでした、かれこれ3年以上です


パイクのこと、何も知らないのでリサーチ👀

ヨーロッパでよく釣りをされている知り合いにパイクのことを聞いたら

「頑張ったら釣れると思いますよ!」と言われました


ネットで調べていると、このようは記述をちらほらみました

「夏は活性が下がって釣りにくく、初心者にはハードな時期」

「海など他の釣り経験者であっても、パイクに精通したアングラーと行くべき」


何も知らなかったですが、どうやら初心者にはむずい釣りの様です・・・


さらにリサーチを進めると、水温が上がりにい北の方がよさそうで、湖なら釣れる確率が上がると理解しました

「パイクの聖地」で調べると、スコットランドのネス湖(ネッシーで有名な湖)かローモンド湖がヒットします

どうやら大きいのがあがるようです

ホリデーでイギリスに来ているわけではないし子供がいるので時間的制約が

長いのは不可能なので、比較的アクセスしやすいローモンド湖に行くことにしました

スコットランドの第一の都市であるエディンバラから電車で2時間、

グラスゴーについたら次はメトロで45分

Balloch(バロッホ)駅に着きました




天気は生憎雨(晴れの方が少ないけど)です








ここの港からボートがでます


お世話になるのは、事前に予約していたFishing Scotlandのボートです

https://fishing-scot.co.uk/en/home/

ガイドもしてくれるので初心者の私にはぴったりでした









朝、9時にいわれていた場所で待っているとボートが来ました

ガイドしてくれるのはポーランド人のアダムさん

スコットランドに入ってから英語のなまりが強すぎてコミュニケーションにおうじょうしていたのですが、おかげで英語は聞き取りやすくてホッとしました

パイクにあこがれてここに来たことを話しました

天気予報では雨だったのですが、パラパラ降っている程度で悪くはなさそうです












最初のポイントまでは約15分くらいで着きました

主にパーチが釣れるそうですが、たまにパイクも周遊するそうで狙えるとのこと


魚探には水深11mの表示があります

浅い所から急に深くなって11m以上になるそうで、まずは浅瀬に向かってソフトルアーを投げます

ルアーが底に付いたら2,3回しゃくって引き寄せてくる要領です


第一投目の何回かしゃくった後、なんと早速食いました!

ピピっと抵抗している感触がありますがすぐに上げることができました

一投目から、なんとパイク!











しょっぱなからパイクを釣り上げることができ、初対面のアダムさんの前で絶叫😆

「きゃーーーーー!夢のパイク―!!いえーーーい!パイク―!!!すごいーーーー!!」


湖中に大きな声が響き渡りました💨


アダムさん「ベビーパイクですね。ベビーだから特に手袋する必要ないです。素手で掴んでください」

40㎝くらいでした

その後アダムさんにハイタッチ「サンキュ―――」


アダムさんと私の温度差がすごかったです


ベビーだけどもう夢がかなってしまったので、気が楽になりました

アダムさんも一緒に釣りをし始めました

するとアダムさんがパーチをキャッチ!











なんだかパーチも釣りたくなってきました


その後、暫くしてまた来ました!











56㎝(ちょっと余裕の笑顔)


アダムさんにも!











しばらくしてまた来ました!!











60㎝以上ありました

段々大きくなってきました!


ここでアダムさん

「もうあなたはパイクを釣って夢はかなったので、今度のポイントではサイズを狙いにいきましょう」


天気は曇、パラパラの雨、止んでちょっと晴れ、のような感じです









次のポイントは、ベジテーション

水草が生え茂っているところをルアーを走らせて狙うそうです

ルアーが引っかかるのであまりステイさせないように十分に気を付けて!

と言われましたが、こわいです😖

ジギング初心者の頃、底がとれずに根がかりしまくって、自分のジグは全て使い果たし、船長のジグも使い果たして怒られたことがあります

そんなことにはなりたくない・・・

そう思い、必死で早めにリトリーブを続けました


するとアダムさん

「もうちょっとゆっくり。普通のスピードでOK!

それから、ボートの際キワまで引いてきてください。

ギリギリまでパイクが追いかけてくることがよくありますから。」

そう言われて、ちょっとゆっくり目にノーマルリトリーブ。

たまに水草が絡みついてヒヤッとしますが、なんとか無くさずにキャスティングを続けておりました

すると、ボートの際まで大きなパイクがついてきていました!!

ずーっとついてきてたようで食わずに様子見しておりました

どうやったら食うのだろう?


間髪入れずにアダムさんのルアー元に水しぶきが飛び、ガブッ!!!









アダムさん「こんな感じで釣って下さいね。

ノーマルリトリーブでいいけど、若干引っかからない程度に停めてもいいですよ」


大きなパイクが釣れた瞬間を目の当たりにして、自分も釣ってみたいと思い始めました

頑張って続けていると、ガブッ!水しぶきが上がりました

パニックになり、すぐにフッキングにかかってしまいました

その瞬間、失敗したと思いました

沖縄のGTを思い出しました(釣れたことないけど、一回だけガブっときてパニクって失敗に終わりました)


気を取り直してノーマルリトリーブのアレンジ版を繰り返しました











すると、トップではなく水中でバクバク来ました

しっかりとフッキングをして引き寄せてきました


アダムさん「早くあげようと思わなくていいですよ、時間をかけてゆっくりゆっくりー」

もう結構頭の中はパニックなのですが、アドバイス通りゆっくり引き巻いて引き寄せました











やりました!!!

ありがとうローモンド湖・・・・💓

89㎝の個体でした


もう大満足です、これで満足して家に帰れるな~と思いました


しかしまだ時間があるので同じことを繰り返しました

すると、やっぱりボートの際まで追いかけてくるのに食わない

バイトするのに完全に食わない、これが繰り返しありまして

何がだめなのだろうと思い始め、面白く感じてきました

その後は反応はあるもののだめ😓


ここでランチです

写真はないのですが、ボートの上で暖かいコーヒーとサンドイッチのサービスがあります

なんの変哲もないサンドイッチ

大自然の中で食べるせいか、パイクを釣った後のせいか、めちゃくちゃおいしかったです💓


すると雨が降り始めました💦

コーヒーカップの中にジャブジャブ雨が入って、ホットコーヒーが冷たいコーヒーになったくらいです

次第に激しい雨になりました

アダムさん「次が最後のポイントです。そこで暫くトライして、港に帰りましょう」

雨でユニクロのウォータープルーフのジャケットが意味をなさなくなってきました

なんか浸み込んで冷たい・・・


またしてもベジテーションポイントです

アダムさん「もっとパワフルにキャスティングしてみてください!」

久しぶりの釣りで疲れてきたのと、雨にザーザー降られてキャスティングのパワーが弱ってきていたようです

ザーザー降りの中、キャスティングとノーマルリトリーブを続けます

寒い・・・・もう帰りたい

そう思っていると、結構水中の方で鈍い感じでガンガンと食いました

慌ててフッキングし巻き始めましたが、なんだかこの子は抵抗してくるので巻いては引き出されを何度か繰り返しました

なんか大きい予感・・・













やりましたー!!!

91㎝があがりました!!!

大興奮のラストです!!もう感無量です😍

ありがとうーーーーーーーー!!!です。


アダムさん曰く、ここ1週間くらいパイクがあがってなかったそうですが、この日は気温も水温も天気もよかったみたいです

激しい雨が一気に降る時は、水中に酸素が入ってパイクが活発になるとも言われているそうで、最後の降られた雨がまたラッキーでした

夢の様な旅でした💓

アダムさん、ありがとうございました!

2021年7月2日金曜日

4月 ~【明石】タイラバ・ジギング爆釣の中、釣らないわけにはいきません~


「明石にタイラバとジギング行くんやけど行きますか?」



そのお誘い待ってましたーー!!!となる、お誘いをいただき、弊社社員数名と人生初の船での釣行をしてきました!どうも、SNS担当ぴっぴです!



その日は赤穂の自宅を夜中の2時半に出発し、朝4時半に明石のコンビニで原田さんと合流!



…まって…( ,,`・ω・´)ンンン? そこには原田さんだけでなく、この日のスペシャルゲスト、Momoi公認アングラー山本氏の姿が~!!!
(後に、このスペシャルゲストが爆釣です。)



コンビニで遠足気分でお菓子を選び、うきうきしながら本日の集合場所へ移動し、乗船しました!ポジショニングはこんな感じ!




まだ、外は真っ暗な中、なんだか釣れそうな気がする!と一人浮かれておりました。
その日の目標は「原田さんより先に釣る」でした。



※原田さん ジギング歴5年 ぴっぴ ジギング初体験
(その目標、無理だろ。そんな声が聞こえます。)



まず初めにベイトリールの使い方とジギングの方法を原田さんより学び、戦の始まりです。初心者のため、始めは底を取るのにも一苦労。



そんな中、右隣の宮武さんに本日初のアタリが!



「竿がとてもしなっている…水面に魚が見えてきたぞ…ハマチだー!!」



と思ったその瞬間、魚が暴れてバラシてしまいます。



嘘だろ!?と思ったのと同時に、逃した魚は私が釣る!と必死の思いでしゃくります。
…が魚は私の元にはきてくれません。(´;ω;`)



しかし、左隣の本日のライバル原田さんにもまだアタリがなくホッと一安心(^^)/



ポイント移動後、またまた宮武さんに大きなアタリが!
本日、運がついていますね!宮武さん!



今度は、バラさまいと必死の思いで合わせて巻き上げていましたが、サワラカッターでプツンと糸を切られてしまいジグごと海底へ。



運がついているかと思いきや、不運続きの宮武さん。



その後も、次々にポイントを変えますが、メンバー全員一向に釣れる気配がなく、外も少しずつ明るくなってきてどんよりムードの船内。



前日、「寝ないと…寝ないと…!」と思いながらも遠足前日の様に目が冴えて眠れなかった私に、船の揺れと少し暖かい気温に早くも眠気が襲ってきます。



船が揺れると眠たいのに、船が止まり、船長さんの「水深○○m」のアナウンスを聞くと戦モードに切り替わるあれは一体何なのでしょうか。



さらにポイント移動後、開始早々、宮武さんに3回目のアタリがー!



今度こそは逃すまいと必死の表情の宮武さん。私も隣から今回こそは釣れますように…と心の中でエールを送ります。



すると、おぉ~!今日、最初の釣果、ハマチが上がってきました!!
(釣果写真行方不明。)



「何色のジグを使ったんですか!?海底からどれぐらいのところですか!?」



とすぐにメンバーに質問攻めをされています。



みんな本気です。



その後、スペシャルゲスト山本氏にもアタリが!もちろん釣り上げ本日2人目!

反対側からも「ヒット~!」との声が。久世さんです!釣り上げ、本日3人目!


みんなの嬉しそうな表情を見て「私も釣りたい…」と思ったその時、私の竿が重たくなったんです。



「あぁ…なんでこんな時に根がかりなんだ」そう思ったのですが、船長さんが少し巻き上げてくれて「魚!魚!」と!!



なんと、私にもアタリがありました!!!



合わせながら巻き上げてと言われ、慌てながらも頑張りますが、これで合っているのか合っていないのかもわからず、ただただ巻きます。横から久世さんがサポートしてくれています。



絶対に釣らなければならない一匹だ…!そう思ったのに、いきなり軽くなりロッドが跳ねます。「あぁ…」との声が聞こえます。手こずってしまい途中で逃げられてしまいました。巻きが弱かったみたいです。



ぴっぴちゃん動画ターイム!と原田さんが動画を撮ってくれていたにもかかわらず、バラしてしまうなんて…(証拠動画はお恥ずかしいのでお蔵入りさせていただきます。笑)



せっかくヒットしたのに悔しい…(´;ω;`)



そんな中、時合いにより船内は爆釣タイム。



大祭りでした。



船内あちらこちらから「ヒットー!」との声が上がり、船長さんは網を持って船内を駆け回りまさに一人運動会。



加藤さんが釣れ、宮田さんが釣れ、山本氏はまたまたハマチとブリを釣り上げ…

そして、左隣のライバル原田さんもハマチを釣り上げます。

この日の勝敗は、原田さんの勝ちとなりました。



この爆釣タイムで山本氏はブリ・ハマチ両方を釣り、合わせて4匹も釣り上げました!
また、船全体では、11匹!!素晴らしい!!



一通り、爆釣タイムが終了した中、釣れていないのは女性陣二人。そんな女性陣二人の前に広がる光景はこれです。

釣れたチームが、「どれが自分の釣ったものかなぁ~♪」と楽しそうに選んでいました。



「非常に楽しそう…そっちのチームに入りたい。」…そう切に願います。



雲が晴れ太陽が燦燦と照り付ける中、疲労はピークを迎えていました。
「釣りたい…赤穂からはるばるやって来たのに釣らないと…!」と何度もポイントを変え、続けますが釣れません。



粘りますが釣れません。



頑張りますが第二回爆釣タイムがやってきません。



時間がおしていたこともありジギングはここで諦め、タイラバに変更することになりました。



タイラバも初めてだったので、原田さんよりしっかりとレクチャーを受け、いざ戦です!



ゆっくり巻くだけ、ゆっくり巻くだけ…眠たい。非常に眠たいんです。
疲労と暑さと睡眠不足のせいで、睡魔に襲われていました。



睡魔に襲われながらも釣れた後の鯛料理を考えながら、釣れろ釣れろと念じ続けます。



すると、「ぶぶぶ」っと私の手元に振動が…!鯛がやってきたのです!



驚いた私は思わず、初めに教えていただいたことをすっかり忘れ、ロッドを立ててしまい、横から原田さんが「ロッド立てないで!寝かして!」って!



「えええ~!?ロッドを寝かすってどうゆうことー!?」っと、ここでも手こずっていると鯛にバレて逃げられてしまいました。



あぁ…高級な明石の鯛が…鯛料理たくさん考えていたのに…絶対大きかっただろうな…と自分の勉強不足に後悔です。



その頃、後ろでは、久世さんが鯛を釣り上げていました!
もしかしたら、私の逃した鯛なのではないでしょうか…?そんな気持ちです。



さらに、河岸さんにもアタリがあり、鯛を釣り上げました!めっちゃ立派な鯛です!



そこから、ポイントを変え何度も何度も挑戦しましたが、少し風が出てきて中断だね。となり、その日のジギング・タイラバ釣行はこれにて終了です。




皆さん、ここでもう一度、時系列を整理してみてください。お分かりでしょうか。
この日、爆釣だったにもかかわらず、1匹も釣れていないボウズがいますよね。




そうです。私です。正解です。




勉強不足だったのか不運だったのか…
理由はともあれ次回、必ず釣ります!リベンジです!乞うご期待ください!



(当日の釣果)
はまち・ぶり 11匹
鯛        2匹



<<ジギング使用ライン・リーダー>>

ライン :JigLiine MX8Pro 2号


<<タイラバ使用ライン・リーダー>>



(MomoiFishing SNS各種)

Twitter ⇒ @Momoi_Fishing
Instagram ⇒@momoi_fishing



2020年3月23日月曜日

2020年3月19日 メバリング しまなみ遠征



お久しぶりです。モモイフィッシングの自称ライトゲーム担当、久世です。
寒さに弱く真冬の釣りは非常に苦手な為、家に引きこもっていましたが、少しずつ暖かくなってきましたのでメバリングに行って参りました。
現在、友人が愛媛県今治市に住んでいるという事もあり、今回のしまなみ釣行を決めました。
私の住んでいる神戸市からは新幹線と電車で約3時間という長旅です。
電車の本数が限られている為、定時で退社し、ダッシュで新幹線に乗り込みます。
暫くすると、耳を疑うようなアナウンスが聞こえてきました。強風の為、乗り継ぐ予定だった特急列車が瀬戸大橋を渡れなくなったとの事でした。何てタイミングが悪いんだ
友人に連絡したところ、こっちは全然風が無いよとの返事が返って来ましたが、四国に渡れなくては意味がありません。そうこうしているうちに、経由地の岡山に到着です。駅の電光掲示板を確認したところ、事前の情報通り、終日運休との文字が
釣行をあきらめ、チケットの払い戻しをする為窓口に向かうと、「次の電車までならギリギリ行けるかもしれない、後2分で出発するからダッシュして!」との予想外の展開!
本日2回目のダッシュで何とか今治行きの電車に乗り込むことに成功、無事に到着しました。改札を出た後、私はある異変に気が付きました。駅の構内に大量の落ち葉が散乱していたのです。まさか、、、とは思いましたが、嫌な予感は的中。今治でも爆風が吹き荒れていました。正直、台風かと思うレベルでした。(全く盛っていません。)
友人と合流し、事前情報に対して少々苦情を入れた後、取り敢えず釣り場に向かってみる事に。出来るだけ風裏になっているポイントを探しつつ、安全面を第一に考え、無理そうなら釣りは断念するという方向で意見が一致しました。一番風の影響を受けにくいであろうポイントに到着すると、風は強いですが何とか釣りになると判断し、竿を出してみることに。

今回使用したラインは、Momoi SOFLEX FC 0.8 (4LB)です。メインリールにはMomoi OSHIKAGE PE 0.4 (8LB)を巻いていましたが、風の影響を受けやすいPEラインは断念し、サブ機のフロロを選択。SOFLEXのラインナップには0.5, 0.6号もあり、ジグ単メインの際にはそれらを使用しますが、今回はプラグ縛りだったのでやや太めの0.8号を選択しました。

風裏とは言えども、それなりに横風が吹いており、どうしてもラインが膨らんでしまうような難しい状況でした。

そんな中、開始から数投で友人にヒット!18cmのメバルをゲットしました!
活性は高いのか!?そんな期待を抱かせてくれる1匹でした。

ファーストルアーとしてシラスカラーのシンキングペンシルを選択し、点在する藻にかからないよう集中します。ストップ&ゴーを繰り返し、時々トゥイッチを入れます。
手前では生命反応が無かったので、キャスト後に潮に乗せてルアーを送り込み、アクションを入れると「モゾッ」という地味なアタリが!写真では分かりにくいですが、横からバイトしてきたようでした。こちらも18cm


爆風の中でも普通にアタリが取れるSOFLEX、なかなかの高感度です。
その後、同じパターンでアタリが!同じような地味なアタリの後、さっきよりも強く根に潜ろうとしますが、0.8号なので安心してゴリ巻き出来ました。しかしキャッチ直前で事件が。少し気を抜いた一瞬の隙に手前の藻の中にメバルが入ってしまい、ラインもろとも藻と絡みあってしまいました。やってしまった。半ば諦めつつも力づくで引っ張ると、藻ごと引き上げる事に成功しました!恐るべきSOFLEX、最強ですね!!サイズは20cmオーバーで先程のものよりも良型です。


その後、どうしても使いたいルアーがあったのでルアーチェンジ。フローティングのリップレスミノーです。爆風の中、表層系は難しいと思いましたが、使いたいものは仕方がありません(笑)リトリーブやトゥイッチで少し潜らせた後の浮き上がりで誘っていきます。狙い通りのタイミングでアタリが!嬉しい一匹をゲットしました。



15cm程のミニサイズでしたが、しっかりとフッキングしていました。その後はさらに風が強くなり、釣りの続行は困難と判断。残念ながら納竿となってしまいました。

今回、爆風下での釣行でしたが、ライントラブルが発生する事はありませんでした。
SOFLEXはソフトタイプのフロロカーボンとなっておりますので、非常に扱いやすく、初めてライトゲームをされる方にもおすすめのラインです!
日本国内では、フィッシングイチバン池田店様にてお取り扱い頂いております!!

どうしてもメバルの酒蒸しが食べたかったので、20cmオーバーの1匹のみキープ。
帰宅後、眠い目を擦りながら下処理を済ませ、翌日に美味しく頂きました。


次回は無風の状態で釣りがしたい。そう強く思った釣行でした。これからどんどん釣行回数を増やしていく予定ですので、乞うご期待!

〈タックルデータ〉
ロッド:シマノ フリーゲームXT S610LS            
リール:シマノELF
    ダイワ 11 カルディア ← 使用無し
ライン:Momoi  SOFLEX FC 0.8号(フロロカーボン)
    Momoi  OSHIKAGE 0.4号(PE)← 使用無し
ルアー:Smith  SHIRASU MINNOW LIPLESS 48LLS CSシラス
    Tackle House  Shores オルガリップレス クリアブルー・ラメ

2019年12月3日火曜日

2019年12月1日 エリアトラウト釣行


黒鱒で鱒釣りをしてみ鱒た





こんにちは、モモイフィッシングの遠藤です。



今回は「おくとねフィッシングパーク」にてエリアトラウトに初挑戦してまいりました。



釣行日:2019121

天気:無風快晴!

場所:おくとねフィッシングパーク





エリアトラウトマスターの知人に誘われ4人で群馬県の管釣り場へ。



エリアトラウトの魚種といえばニジマスが連想されますが釣り場にもよりますが入っている魚の種類は多種にわたっています。



特にエリアならではといえば交雑種。



例えば

「アトラントラウト」(オショロコマとブラウンの掛け合わせ)や

「ジャガートラウト」(ブルックとイワナの掛け合わせ)など

20種類近い交雑種が存在しており、特に今回行った釣り場では多くの種類の魚が揃っているそうな。



釣り場には大物ポンド、中型ポンド、小型ポンドの3つがありとりあえず朝イチは大物ポンドでスプーニングからスタート!



  

(薄く雪が積もっています。朝夕はホントに寒かったです。)



スプーンは余計なアクションを入れず一定レンジを引くことが肝みたいですがそれが中々に難しい。



いきなり表層中層は難易度が高いと感じたのでボトムをズル引きしてみる。



何投かしているとググッと

 


釣れたー!



ニジゲッツ!

ズル引きといえど巻速度は結構シビアな感じ。



フックに刺さったゴミを取るのにロッドをはたくとそれでルアーに気付く魚もいました。



そして足元のブレイクに差し掛かるとむしろ反転されるという状況



少しルアーを沖へ飛ばしてボトムが見えない所でのズル引きのパターンで何匹かキャッチし日が昇って反応が消えた後はミノーイングにチェンジ。



とりあえず思いつくままにやってみるが時たまスイッチの入る魚もいるものの口を使わせるまでには至らない



色々パターンを模索する中、岸沿いのブレイクに乗っている魚に対し水面直下で首振りアクションに近いような連続トゥイッチで後ろから追い越してやるとパクッと





ゲッツ!ニジしか釣れん!



このパターンも結構シビアで、ミノーが感覚2cmでも潜ると見切られる。



水面直下1cm以内でアクションは止めずにずっと細かくトゥイッチをかけ続ける。



通すコースは釣り人の方を向いている魚に対して後ろ側からというのと、ブレイクに対して魚の位置より内側。



顔の前から通しても無反応。





 


ゾーンに入ったやつを狙い撃ちで連発!



エリアトラウト初めてにしては上出来だなぁと自分をほめたいです!



で、1度手洗いに行って戻ってきたらこのパターン終わってたー!



午後の部スタートして早々、エリアマスターが特大上州サーモンを捕獲。



自分もあんなのが釣りたいなぁ釣りたいなぁ、と思いながらブレイク沿いにスプーンを

ずる引きしていると今日イチの強烈な当たり!






強烈な首振りをいなしながらのファイト!



最後に謎の猛ダッシュを食らいましたがラインブレイクもなく無事キャッチ成功!








(※持ち帰って食べる事にしたため地面に置いて撮影しました。)







上がったのは60upのアトラントラウト!



アトランはブラウンとオショロコマの掛け合わせみたいです。



この1匹に満足し残りは食材調達など適当に流して釣行を終えました。



今回使用したラインは「Lure soul 黒鱒」の4lbです。







 アトランの強烈な引きに耐えてくれました。



製品名が黒鱒ですのでバス用に造られたラインですがルアーフィッシング全般で使いやすい仕様となっており鱒。



また4,6,8lbあたりの細いナイロンリーダーってあまり市場にないのでリーダーとして使うのもありだと思い鱒!



お手軽に色々な魚と出会えるエリアトラウト、お供に黒鱒を持っていかがでしょうか?



~タックルデータ~



ロッド:エッグキャスト ソフティー(ジャッカル)

リール:アルテグラc2000番(シマノ)

ライン:Lure soul 黒鱒4lb(モモイ)

2019年11月11日月曜日

2019年11月11日 北海道イトウ遠征


イトウ釣行





こんにちは、モモイフィッシングの遠藤です。



7月に日本三大怪魚の一角、アカメを狙いに行き見事モモイの怪魚ハンター加藤が釣り上げることに成功しましたが、今回は弊社スタッフ、札幌の坂本、神戸の加藤、東京の遠藤の

3名で北海道にイトウを釣りに行って参りました。



数ヶ月前から下調べを行っていただきどうやらイトウを釣るには猿払川周辺で確立の高いことがわかりエリアを絞り込みました。



私は近所の釣具屋でどういったルアーが良いのかを店員さんに聞きどうやらイトウは何でも食う事が判明したのでありったけのバス・シーバスルアーを持っていくことに。



こうして23日のイトウ釣行が始まりました。



(※少し長文になりますので時間のある時にどうぞ。)







・イトウ釣行初日(R1.11.2



加藤と遠藤は羽田から飛行機で、坂本は車で稚内へ向かいます。




(空港ではしゃぐ遠藤。まさかこれから向かう北の国で事件が起こるとも知らずに





(稚内空港では珍獣・出汁之介が出迎えてくれました。)





(最北端でパシャリ。風が強く海は大シケでした。)







初日は時間が少ないが雰囲気だけは感じておきたいという事で、宿に到着後さっそく近所の川へ。




(この景色の中、釣りができるだけで正直満足感があります。)



軽い下見でしたが、いきなり大問題が発覚します。



なんとハンター加藤のウェーダーが浸水していたのです。しかも両足。



いきなりイトウの洗礼を受けた我々は怯えながら翌日に備え宿に戻りました。



(※宿でウェーダーを借りることができました。女将さんありがとう!)



・イトウ釣行2日目(R1.11.3



迎えた2日目、昨晩会議を行い朝のフィーディングタイムは定番の猿払川でなくとある

小規模河川に入ることに。




(いよいよイトウ釣りスタート。ルアーを結ぶ手にも力が入ります。)



ビッグベイトを投げてみるもここでは反応は得られず小場所ということもあって早々に見切り2か所目のポイントへ。





次のポイントも同じく小規模河川。



藪漕ぎしながら岸までたどり着き各々キャストします。



何のルアーがベストなのかわからないのでまずは地形のチェックも兼ねてスピナーベイトで広く探ります。



藻的なものがブレードに絡むことが多いのでラバージグでトレーラーにクロー系ワームを

セットし岸沿いやボトムを探ってみますが何の反応も得られず。



というか何もいないぞ、この川。



イトウどころか小魚1匹見当たらない状況に不安を抱いていると近くでエサ釣りでイトウを狙っていたアングラーの竿が大きくしなっている。



坂本が確認に向かうとどうやら80cm程のイトウを釣り上げており、エサはサンマであったとのこと。



イトウいたんですか



その後当初の本命、猿払川に行くも反応は無く昼食後この日最後の別河川へ。

  




(イトウで有名な猿払川。河口部は人で溢れていました。)



気付けばもう日暮れ前、残り時間は少ないが夕マズメに期待が高まります。



しばらく投げていると数ヵ所で水面がざわつき出したかと思った瞬間、突然イトウの

ライズが始まった!



ようやく訪れたチャンスを逃すまいと様々なルアーを投げ倒すも無反応。



そういえばプラグを一切投げていなかったことに気付きジャークベイトをチョイス。

イトウの生態は知りませんがなんとなく素早さは無いようなイメージがあったので

ジャークとジャークの間を意識し、ノソォ~とルアーを追いかけるイトウがステイで

パクッといってくれるイメージでアクションを付けます。



対岸の岸際に投げてジャークを繰り返していると浅場から深場の境あたりでロッドが

止まりました。



「おっ!?!?」



と思うと同時にスーッとラインが上流側に走り出しました。



「魚か!?」



と思った2秒後にはフッと軽くなりました。(なぜ合わせなかったのか



イトウかはわかりませんが千載一遇のチャンスを逃したその夜、最終日に向けて作戦会議

を行います。



勝負はAM900まで。



残された短い時間で何ができるのか



昼間見たエサ師からヒントを得たハンター加藤は最終日をエサ釣りに切り替えることにし、

セイコーマートで購入した冷凍サンマを使用した伝説のリグ、「サンマテキサスリグ」

を作り上げました。




(伝説のサンマテキサスリグ、通称「サンテキ」。ハリスはショックリーダー35lb。)



各々が勝負ルアー、仕掛けを決め最終日に備えました。



・イトウ釣行3日目(R1.11.4



迎えた最終日、昨日イトウの気配の濃かったエリアへ入ります。



昨日バイトのあったゆったりリズムのジャーク、時折リズムを変化させつつも

ゆったり目中心に探っていると再びロッドが止まりました。



今度は体が反応、しっかりと巻き合せを行いそのままゴリゴリ巻いてくると水面を滑る

謎の魚



これは





イトウだ!!!

3日目にしてついにイトウを捕獲。



しかしサイズが小さすぎる。



これで「イトウを釣りました」と言われても笑われてしまうだろう



サイズアップを狙いルアーも少し大きめのジャークベイトにチェンジ。



同じようにジャークで誘っているとこの日2度目のバイトはすぐにきた。



すぐさま巻きで合わせるが先程とは比べ物にならない重み。



スピードはないがトルクのある引き、正直この時点でサイズはわかりませんでしたが

首振りの大きさなどから小さい魚ではないと確信しました。



目立ったストラクチャーもないので無理な引っ張り合いはせずヒザを使いながらファイトしていると割と早く魚体が浮いてきた。



「デカい!」



「メーター級だ!」



という声が聞こえ一気に緊張感が増す。





(魚体が見えてからはより慎重なファイト。バラしたら帰れない...

まるでエイを釣っているような重みに耐えながらいよいよランディング



かと思ったがある重要なことに気付いた。



「ネットに入らない




(一番大事なのはイトウに対応したネットの準備だったのかもしれません



一度目のランディングは失敗しましたが坂本にも協力していただき何とかキャッチに成功。




(しっかり水のあるところで針外し・測定を行いました。)






(北の大地で完全に事件起こしちゃってます。)







メジャーでの測定では96cmあるかなー?というサイズだったので95cmと周りの人には申請しましたが、後で指摘されたのですがメジャーの0cm地点を間違えていました。



誤差が43㎜くらいなのでおそらくギリギリメーターオーバーだと思われます。



正直このサイズが釣れたことはいわゆる「釣れちゃった」というやつですがそれでも

価値ある1匹に出会えたことに素直に感動しました。



生かして返すよう時間をかけて丁寧にリリースした後は2人のサポートに回ります。



リミット20分ほど前にハンター加藤のサンマにバイトがあったが惜しくもフッキング

は決まらず時間を迎えました。



このイトウ釣行で使用したラインはMomoi Cast PE 3.0号とMomoi ナイロンSHOCK LEADER 25lbの組み合わせでした。



Cast PEはガイド滑りが良く糸鳴りを嫌うトラウトに対しても特に気にすることなく

激しいロッドアクションを行うことができました。



また北海道の湿原河川では背の高い植物が多くキャスト時にテイクバックが取れない

シーンが非常に多い上、連日強風。

そんなタフコンディションでも飛距離を出しやすいPEラインであると感じました。



リーダーにおいてもイトウのような大型魚を狙う釣りでは必然的に太いものをチョイスすることになりますが、モモイのSHOCK LEADERのしなやかさがルアーの動きを殺さず

最大限引き出してくれたことも釣果の要因であると思っています。



今回初めての初めてのイトウ釣りであのような価値ある1匹に出会えたのは釣行に関わっていただいた皆さんのお陰です!



確実に「釣った魚」ではなく「釣らせていただいた魚」でした。



皆さんご協力ありがとうございました!





(さらば北海道!)







~タックルデータ~



ロッド:XT610-4C(フエルコ)

リール:カルカッタコンクエスト201(シマノ)

ライン:Momoi Cast PE 3.0号(モモイ)

   :Momoi ナイロンSHOCK LEADER 25lb(モモイ)

ルアー:X-RAP10s(ラパラ)

   :RUDRA130spO.S.P





ちなみに密かに楽しみにしていた漁港でのロックフィッシュは完全ノーバイトでホゲました