イギリスに短期滞在しているタカミです!
ここにきてやりたかったことがあります。
それは、パイク!パイク(カワカマス)を釣ってみたい❗
ヨーロッパでは日本のバスくらい馴染みのある魚です🎣
毎回欧州展示会、出張に行くたびにパイクの話になります
海外の釣り雑誌にも必ず載っています
欧州におられるバイヤーの皆さんも度々パイクの釣果写真を見せて下さいます
日本にはいないので余計に憧れの魚になりました
日本ではもっぱらジギングをやっておりました
そして子供ができてからは釣り自体やっておりませんでした、かれこれ3年以上です
パイクのこと、何も知らないのでリサーチ👀
ヨーロッパでよく釣りをされている知り合いにパイクのことを聞いたら
「頑張ったら釣れると思いますよ!」と言われました
ネットで調べていると、このようは記述をちらほらみました
「夏は活性が下がって釣りにくく、初心者にはハードな時期」
「海など他の釣り経験者であっても、パイクに精通したアングラーと行くべき」
何も知らなかったですが、どうやら初心者にはむずい釣りの様です・・・
さらにリサーチを進めると、水温が上がりにい北の方がよさそうで、湖なら釣れる確率が上がると理解しました
「パイクの聖地」で調べると、スコットランドのネス湖(ネッシーで有名な湖)かローモンド湖がヒットします
どうやら大きいのがあがるようです
ホリデーでイギリスに来ているわけではないし子供がいるので時間的制約が
長いのは不可能なので、比較的アクセスしやすいローモンド湖に行くことにしました
スコットランドの第一の都市であるエディンバラから電車で2時間、
グラスゴーについたら次はメトロで45分
Balloch(バロッホ)駅に着きました
天気は生憎雨(晴れの方が少ないけど)です
ここの港からボートがでます
お世話になるのは、事前に予約していたFishing Scotlandのボートです
https://fishing-scot.co.uk/en/home/
ガイドもしてくれるので初心者の私にはぴったりでした
朝、9時にいわれていた場所で待っているとボートが来ました
ガイドしてくれるのはポーランド人のアダムさん
スコットランドに入ってから英語のなまりが強すぎてコミュニケーションにおうじょうしていたのですが、おかげで英語は聞き取りやすくてホッとしました
パイクにあこがれてここに来たことを話しました
天気予報では雨だったのですが、パラパラ降っている程度で悪くはなさそうです
最初のポイントまでは約15分くらいで着きました
主にパーチが釣れるそうですが、たまにパイクも周遊するそうで狙えるとのこと
魚探には水深11mの表示があります
浅い所から急に深くなって11m以上になるそうで、まずは浅瀬に向かってソフトルアーを投げます
ルアーが底に付いたら2,3回しゃくって引き寄せてくる要領です
第一投目の何回かしゃくった後、なんと早速食いました!
ピピっと抵抗している感触がありますがすぐに上げることができました
一投目から、なんとパイク!
しょっぱなからパイクを釣り上げることができ、初対面のアダムさんの前で絶叫😆
私「きゃーーーーー!夢のパイク―!!いえーーーい!パイク―!!!すごいーーーー!!」
湖中に大きな声が響き渡りました💨
アダムさん「ベビーパイクですね。ベビーだから特に手袋する必要ないです。素手で掴んでください」
40㎝くらいでした
その後アダムさんにハイタッチ「サンキュ―――」
アダムさんと私の温度差がすごかったです
ベビーだけどもう夢がかなってしまったので、気が楽になりました
アダムさんも一緒に釣りをし始めました
するとアダムさんがパーチをキャッチ!
なんだかパーチも釣りたくなってきました
その後、暫くしてまた来ました!
56㎝(ちょっと余裕の笑顔)
アダムさんにも!
しばらくしてまた来ました!!
60㎝以上ありました
段々大きくなってきました!
ここでアダムさん
「もうあなたはパイクを釣って夢はかなったので、今度のポイントではサイズを狙いにいきましょう」
天気は曇、パラパラの雨、止んでちょっと晴れ、のような感じです
次のポイントは、ベジテーション
水草が生え茂っているところをルアーを走らせて狙うそうです
ルアーが引っかかるのであまりステイさせないように十分に気を付けて!
と言われましたが、こわいです😖
ジギング初心者の頃、底がとれずに根がかりしまくって、自分のジグは全て使い果たし、船長のジグも使い果たして怒られたことがあります
そんなことにはなりたくない・・・
そう思い、必死で早めにリトリーブを続けました
するとアダムさん
「もうちょっとゆっくり。普通のスピードでOK!
それから、ボートの際キワまで引いてきてください。
ギリギリまでパイクが追いかけてくることがよくありますから。」
そう言われて、ちょっとゆっくり目にノーマルリトリーブ。
たまに水草が絡みついてヒヤッとしますが、なんとか無くさずにキャスティングを続けておりました
すると、ボートの際まで大きなパイクがついてきていました!!
ずーっとついてきてたようで食わずに様子見しておりました
どうやったら食うのだろう?
間髪入れずにアダムさんのルアー元に水しぶきが飛び、ガブッ!!!
アダムさん「こんな感じで釣って下さいね。
ノーマルリトリーブでいいけど、若干引っかからない程度に停めてもいいですよ」
大きなパイクが釣れた瞬間を目の当たりにして、自分も釣ってみたいと思い始めました
頑張って続けていると、ガブッ!水しぶきが上がりました
パニックになり、すぐにフッキングにかかってしまいました
その瞬間、失敗したと思いました
沖縄のGTを思い出しました(釣れたことないけど、一回だけガブっときてパニクって失敗に終わりました)
気を取り直してノーマルリトリーブのアレンジ版を繰り返しました
すると、トップではなく水中でバクバク来ました
しっかりとフッキングをして引き寄せてきました
アダムさん「早くあげようと思わなくていいですよ、時間をかけてゆっくりゆっくりー」
もう結構頭の中はパニックなのですが、アドバイス通りゆっくり引き巻いて引き寄せました
やりました!!!
ありがとうローモンド湖・・・・💓
89㎝の個体でした
もう大満足です、これで満足して家に帰れるな~と思いました
しかしまだ時間があるので同じことを繰り返しました
すると、やっぱりボートの際まで追いかけてくるのに食わない
バイトするのに完全に食わない、これが繰り返しありまして
何がだめなのだろうと思い始め、面白く感じてきました
その後は反応はあるもののだめ😓
ここでランチです
写真はないのですが、ボートの上で暖かいコーヒーとサンドイッチのサービスがあります
なんの変哲もないサンドイッチ
大自然の中で食べるせいか、パイクを釣った後のせいか、めちゃくちゃおいしかったです💓
すると雨が降り始めました💦
コーヒーカップの中にジャブジャブ雨が入って、ホットコーヒーが冷たいコーヒーになったくらいです
次第に激しい雨になりました
アダムさん「次が最後のポイントです。そこで暫くトライして、港に帰りましょう」
雨でユニクロのウォータープルーフのジャケットが意味をなさなくなってきました
なんか浸み込んで冷たい・・・
またしてもベジテーションポイントです
アダムさん「もっとパワフルにキャスティングしてみてください!」
久しぶりの釣りで疲れてきたのと、雨にザーザー降られてキャスティングのパワーが弱ってきていたようです
ザーザー降りの中、キャスティングとノーマルリトリーブを続けます
寒い・・・・もう帰りたい
そう思っていると、結構水中の方で鈍い感じでガンガンと食いました
慌ててフッキングし巻き始めましたが、なんだかこの子は抵抗してくるので巻いては引き出されを何度か繰り返しました
なんか大きい予感・・・
やりましたー!!!
91㎝があがりました!!!
大興奮のラストです!!もう感無量です😍
ありがとうーーーーーーーー!!!です。
アダムさん曰く、ここ1週間くらいパイクがあがってなかったそうですが、この日は気温も水温も天気もよかったみたいです
激しい雨が一気に降る時は、水中に酸素が入ってパイクが活発になるとも言われているそうで、最後の降られた雨がまたラッキーでした
夢の様な旅でした💓
アダムさん、ありがとうございました!
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