2018年6月25日月曜日

2018年6月9日 舞鶴釣行記


 69()に京都舞鶴の船ロックオンをチャーター便にして、チームアクティブ4名様(有限会社アクティブ代表豊島様他3名様)にご一緒させて頂き、釣行実施させて頂きました。今回モモイからは中納、高見、宮田の参戦でした。

午前5時半ごろ舞鶴に到着し、7時に出船!当日の天気は曇りでほぼ風はありませんでした。実はその前々日ぐらいまで、その日は雨の予報で非常にナーバスになっていました。前日の金曜日神戸は大雨で、私は基本傘を持ち歩かないため、ずぶぬれで事務所から駅まで帰りました。「今日はいくら濡れてもいい。ただ明日だけは、明日だけは晴れてくれ!!」とにかく必死で9日の雨が降らないことを祈っていました。

最初のポイントまでは1時間ほどかかるということで、その道中アクティブ社の商品であるボンバーヘッドをご紹介頂きました。今回のメインはディープタイラバです。150gから200gのヘッドを装着し、真下に落としていきます。タングステン製200gのボンバーヘッドにネクタイがストレートタイプのボンバーリグをお貸し頂きました。当たりカラーはブラック、オレンジ、クリアーだそうで、それぞれ、中納、高見、私でそれらを用いてタイをまずは狙います。やはりタングステン製の魅力はヘッドが小さくともしっかり重量があるところです。底どりも非常にしやすく、かなり扱いやすいです。落とし始めてすぐに当たりが!!チームアクティブの方が、早速タイを釣り上げました。これは期待できそうだ!その後すぐに中納に当たりがありました。まずはガシラを釣り上げました。船長さんのお話では、数日前にのっこみが終了し、急にタイが口を使わなくなったらしく、魚体反応は非常に濃いが、その日もなかなか食ってこないらしいとの事でした。その後何度かポイントを変えてディープタイラバに挑戦しますが、とてもシブくかなり苦戦しました。そこで船長が思いがけないことを口にします「鳥山を追いかけてジギングや」。表層のベイトを目掛けて飛び込む鳥のところまで、船を動かすようでした。何でも鳥山の近くでは高確率で青物がここ数日爆釣しているそうでした。ポイントに到着すると、かなりの数のベイトが目視できる深さで泳いでいました。まるでベイトのサイクロンでした。ほとんど全員がジギングタックルに切り替えて青物を狙います。何人かは確かに青物を釣り上げていましたが、使用していたメインラインは皆1号から1.5号で、かかってから引き揚げるまでかなり慎重にファイトしていました。私も必死にジグを動かします。するとここで私に当たりがきます!このガツンとくる感覚は間違いない!青物だ!1年ぶりの青物とのファイトでした。しかし、あえなく敗北に終わります。うまくテンションをキープすることができずに逃がしてしまいました。。。非常に悔しいですが、待ちに待った青物とのファイトはエキサイティングでした。私が逃してすぐ中納に当たりが!その日は寝不足でコンディションが十分でない中、必死に戦います。かなりドラグを締めてはいたものの、おかまいなしに引き出されます。最後まで抵抗されましたが、とうとう引き揚げました。6.5kgのブリでした。



中納が使用していたのは、MOMOI RYUJIN 2号。強度があるので安心して戦うことができました。やはり、ラインに信頼があることで、少々無茶しても切れないという安心感のもとファイトができます。6.5kgクラスならラインは当然ノーダメージで、続けて使うことができますね。続いてチームアクティブの方もかなり細いラインで6kgクラスのブリを揚げました。高見はその方のジグ(小型のアカキンで約120g)を当たりジグだと予想(なぜなら目視できるベイトのサイズがまだ小さく、大きなジグだと反応が悪いと考えた為)し、それを借りて再開します。何とすぐに効果が表れました。思いっきり高見の竿がしなりました。本年の輪島釣行では青物に恵まれませんでしたが、念願の青物がかかり、非常にエキサイトします。かなり暴れましたが、ようやく揚がります。7kgのブリでした。船上全員によるスタンディングオベーションが起こりました。結局その日釣れた中で一番の大物は高見のこのブリでした。



高見が使用していたのは、メインにMOMOI JigLine MX8 Pro 3.5号、リーダーにMOMOI Hi-Catch FLUOROCARBON NEO PINK 40LBSでした。3.5号の太さがあるので、全く切られる気配はありませんでした。またリーダーも40LBSと十分な強度がありました。弊社のHi-Catch FLUOROCARBON NEO PINKの特徴は、まず第一にタフな点です。ブリを釣り上げた後、リーダーに傷がついてないか見たところ、全くダメージが見られませんでした。そしてその色にも特徴があります。ピンクは水深5mを越えると色が消え始め、魚からの視認性が非常に低くなると言われています。高見はこのブリが中層でかかったと言っていましたが、その効果がよく表れた結果とも言えます。リーダーが水中で見えなくなったことで、ジグがより本物のベイトに見えたのでしょう。ちなみに今回高見が使用していたのは40LBSでしたが、この商品は2LBSから150LBSまであるので、様々な釣りに対応することができますよ!

そしてどんどん鳥山を追いかけていきます。午前の時合が終わり、その日はそんなもんかなと船長も言っていましたが、今度は昼の時合がやってきました。皆次々に青物を釣っていきました。そんな中その流れにうまくのり、チームモモイにもダブルヒットが来ました!中納はタイを、高見はハマチをそれぞれ釣り上げました。




私は残念ながらその流れには乗れませんでしたが、しばらくすると当たりが来ました!最初よりもずっと強い当たりだ!今度はテンションを緩めまいと慎重にファイトします。残り約30mとなったところで悲劇が。。。
またしても外れてしまいました。フッキングはきちんと入れたつもりでしたが、甘かったのでしょう。。。しかしラインが絶対に切られることはないという安心感があったので、全身全霊でファイトすることができました。後は技術があれば釣り上げられていたことでしょう。釣行あるのみです。大体2時になったところで、後1時間ぐらいと船長から告げられました。これまで私は船に乗れば何かしらの釣果を得てきたので、ここで不敗神話(自称)が途絶えてしまうのでは、と内心かなり焦っていました。なりふり構ってられない私はとっておきの秘密兵器、ただ巻きで釣れてしまうというギアラボ製FAST FLIPを取り出しました。もうジギングじゃなくてもいい。釣れることが一番大事だと。この秘密兵器を用いてもすぐには結果が表れません。やはり釣りはいつも難しい。そしてここに来て豊島氏に当たりが!豊島氏は青物には目もくれずひたすらにボンバーヘッドでタイを狙っていました。かなりの引きがあったことから皆青物が上がってくると期待していました。しかしさすがは豊島氏、全員の期待を越える釣果を手にします。上がってきたのは70cmクラスのタイでした!!時刻は2時半。多くともあと2ヵ所で釣りが終わってしまいます。FAST FLIPでアクションを入れてやろうと底からしゃくりあげていたところで、とうとう来ました。私のロッドがしなります。しかし不思議です。思いっきり生体反応はあるものの、青物のように暴れず、タイのように首を振ることもない、そして諦めた根魚のようにただただ重いわけでもない不思議な感覚です。これだったら思いっきり巻いてやっても大丈夫だろうと巻いていきます。しかし絶えずロッドはプルプル震えたままです。こいつは一体何なんだと思いながら巻き続けます。魚影が見えました!こいつは、、、ヒラメだ!よし引き揚げようかと思ったところ、何と針が外れました!!!近くにタモがなく、逃げていく魚を茫然と見る事しかできませんでした。。。
最後のポイントに到着する前、中納がすごく楽しそうに仕掛けを変えていました。ギアラボ製マイクロフリップをメインラインHOTS X MOMOI SLOW STYLE 1.2号のロッドに付けていました。その日のベイトが小さかったことから、ジグの大きさを小さくすれば必ず当たる確信があったそうです。素早いアクションで誘っていると、狙い通り当たりが!!最初からハンドドラグ1本で勝負するつもりで、ドラグの設定をかなり緩くズルズル状態にしていたので、幾度となくラインが引き出されましたが、ターゲットとの絶妙なパワーゲームをライトタックルで楽しみながら、最後は難なく釣り上げました。




「俺には絶対ラインが切られない確信があった」と釣り上げた後中納は言っていました。今回の釣行記で私は「ラインの信頼」ということをかなり強調しました。やはり高品質のラインには絶対的な安心感が備わっており、どのような状況でも、安心して思いっきり大物とのファイトを楽しめますよ!信頼のMOMOI ライン、是非一度使ってみて下さい!!

おまけ:最初に釣れたワカメです(笑)




2018年6月15日金曜日

2018年6月3日 大雄丸タイラバ釣行 (その2)



初めまして。

今年の4月に入社させて頂きました、MOMOIフィッシングの久世です。

魚と釣りを愛する22歳、社会人1年目です。よろしくお願いします。



201863日(日曜)に兵庫県の明石に鯛ラバ釣行に行って参りました。

MOMOIから参加のメンバーは、原田・加藤・宮田・平・久世の5名でした。



私自身、幼いころ釣りが大好きで、釣り歴も12年程になるのですが、今回が初めての船釣りでした!前日は遠足の前の日の様なテンションで、なかなか寝られず、眠い目を擦りながらの釣行となりました。

今回お世話になったのは、兵庫県神戸市須磨に拠点を構える「大雄丸」さんです。

午前5時に、須磨水族園横の港へ到着し、各々がタックルの準備を始めます!

大物が食いついても切れないように、丁寧にFGノットを組み、しっかりと締め込みます。

今回の釣行で初めてMOMOI SHOCK LEADERを使用したのですが、こちらはナイロン製の為、フロロカーボンと比較しても適度に柔らかく、FGノットを組む際に、とても扱いやすいと感じました!もう他のリーダーには戻れないです!!

今回の釣行に使用したラインは、MOMOI JIGLINE MX8 PRO0.8号とMOMOI NYLON SHOCK LEADER 12LBです。

ラインシステムを組み、どの鯛ラバを結ぶか迷います!

この瞬間!ワクワクが止まりませんね!大好きな時間です!

悩んだ末、船長おすすめの赤の鯛ラバ(100g)をセットしました。準備OK!後は釣るのみです。



船に乗り込み、明石周辺のポイントまで移動します。

ちょうど日の出の時間帯と重なり、美しい景色を見ながらの、優雅なクルージングです。





釣りでもしていなければ、日の出なんて見る機会はあまり無いのではないでしょうか。

なんて贅沢な時間なんでしょう!これも釣りの醍醐味です!

そんな事を考えているうちに、ポイントに到着です。

船長の合図とともに、一斉に釣りがスタートします。



鯛ラバは初めてだったので、周囲の方に教わりながらのスタートです。

まずはラバージグを底まで落とします。そして、着底後すぐに巻き上げを開始します。

この巻き上げが、一番重要なポイントらしく、一定の速度を保つ、等速巻きを行います。

巻き上げの途中でジグが揺れると、タイが警戒して喰いつかないらしく、竿先を動かさないように意識して、やや下に向けます。

「底から~メートル。」と、船長からのアナウンスに合わせて、フォールと巻きを繰り返しながら、そのタナの付近を探っていきます。アタリがないときは、巻き上げの速度を遅くしてみたり、早くしたりと、変化させるのも有効だそうです。ただ、この時も巻き上げの速度を一定に保たなければなりません。

アタリがあった場合は、アワセを入れず、竿先を下に向けたまま、等速巻きを続けなければならないそうです。ここで竿を立ててアワセてしまうと、魚をバラしてしまう可能性が高いとのことでした。とても集中力の求められる釣りです。



今回、私は鯛ラバ用のタックルを持っていなかったので、バス用のベイトタックルで挑みました。鯛ラバ用のタックルを持っている方々は、リールにカウンター機能が付いており、ジグがある水深が分かるようになっています。ところが私のリールには、そんな便利な機能は付いていません。でも大丈夫です!今回使用ラインのJIGLINE MX8 PROは、マルチカラーとなっており10mおきにカラーが変化するので、底を取りやすく、また、船長の指示通りのタナを攻めることが出来ました!



「きた!!」

チームMOMOIではない、一般の方にアタリがきます!

釣りが始まって30分も経たないうちに、大雄丸の最初の一匹が上がりました。

サイズは30㎝程と小ぶりでしたが、船上の士気も高まった様でした。

船の上でピチピチと跳ねるマダイを目の当たりにし、竿を握る手にも力が入ります!

「今日は絶対釣ってやる!」私は、自分にそう言い聞かせました。



というのも、実は、加藤と私は、昨日も釣りに行っていたのです。

午前4時に起床し、ポートアイランド北公園にてルアーフィッシングを行いましたが、2人の釣り竿には、生命反応は一切ありませんでした。

「土日を通してボウズで終わるわけにはいかない!」

私は、リベンジに燃えていました。



しかし、



私の竿には、一切アタリがありません。

私どころか、チームMOMOIの誰ひとりとして、アタリがありません。

我々チームの周辺は、嫌な空気に包まれていました。

「もしかしたら、今日もボウズのまま終わってしまうのではないだろうか…」

「鯛が食べたい、鯛が…」

最悪のシナリオが頭をよぎった次の瞬間!

「きてる、きてる!!」

釣りは殆ど未経験という、同期の平さんの竿が曲がっています!!

「おぉ!!」

チームMOMOIのテンションが上がります。

上がってきた魚を見て、周囲が驚きに包まれました!

「アコウだ!」

なんと、めったにお目にかかれないアコウ(キジハタ)が釣れていたのです!

瀬戸内ではその珍しさ故に、高級魚とされており、もちろん味も絶品です。




初めての船釣りで、こんな魚を釣ってしまったら釣りにハマってしまう事間違いなしですね。来月には、きっとマイタックルを購入している事でしょう。

同期に先を越されて、焦りばかりが募ります。

焦ってしまうと、リールを巻くスピードが速くなってしまいます。

ゆっくりとしたリーリングを意識した瞬間、

コンコン、と私の竿にアタリが! 

「きた!アタった!」

周囲の注目が集まります。



その時、

 

ここぞ!とばかりに、バスフィッシングで培ったアワセが反射的に炸裂してしまいました。

「あ!!…やってしまった。」

気付いた時には、私の竿からは鯛の反応が消えていました。

事前にも言われていた様に、鯛ラバではアワセは厳禁です。アタリがあった後も、一定速度で巻き続けねばなりません。



「これが、最初で最後のチャンスだったのかもしれない…」

私は絶望しました。

色々とアドバイスを下さった船長も、「信じられない…」と、言いたそうな顔でこちらを見ています。私は、視線を船の外へと移し、何事も無かったかのように釣りを再開しました。


その後、アタリはありません。



船は移動を繰り返しながら、明石海峡大橋の下を通過します。下から見るのは初めてだったので、そのスケールの大きさに圧倒されると同時に、これを作った人間の偉大さにも気づかされました。




しかし、そんなことに感心している暇はありません。何とか1匹、鯛を釣り上げなければならないのです。チームMOMOIの周囲では、ポツポツと釣れています。状況は決して悪くありません。後は自分次第です。

追い込まれると力を発揮する私は、自分自身を追い詰める為に、

もし、今日ボウズならば、釣りを引退することを心に固く誓いました。

私にはもう後がありません。大好きな釣りを続けるためには、釣るしかないのです。



「頼む。釣れてくれ!」、そう竿先に念を送った瞬間!



竿が大きく曲がりました!!

私のではなく、宮田の竿が!

青物か?と疑うような竿の曲がりです。本日最大のマダイであることは間違いないでしょう。慎重派の宮田は、焦らずゆっくりと時間を掛けて、冷静にリールを巻いていきます。魚の引く力も強い為、なかなか寄ってきません。

そろそろ上がってくるころになり、船上の皆が固唾を飲んで見守ります。

「…デカい!…デカいぞ!!」

なんと上がって来たのは、



70cmもあろうかという、大マダイ!3人の仕掛けとのオマツリを添えて!”



魚も巨大なので、さらに3人とオマツリしていたら重いはずですね。

船上では宮田の健闘を称えて、拍手が巻き起こります。




私自身、こんなに大きなマダイを見たのは初めてだったので、とても感動し、「もうボウズでも構わない」という満足感に駆られていました。

そんな大マダイの余韻に浸りながらリールを回していると、「コンコン」という心地のよいアタリが私の竿に!

今度はアワセを入れず、一定の速度で巻き上げを開始します。「ゴン、ゴン、ゴン」という力強い引きと共に、ずっしりとした重みが、竿にかかりました。「これはノったに違いない!」

と、興奮する気持ちを押さえながら、冷静にリールを巻いていきます。

途中で少し竿が軽くなり、焦りながらも、上がって来たのは39cmのマダイでした。

先程の大マダイには遠く及びませんでしたが、私にとっては貴重な一匹です!





「本当によかった…。」私の心は、釣りを引退しないですむという安心感に包まれました。

やっと鯛ラバを心から楽しめる!そんな気持ちがこみ上げてきましたが、その後はカサゴ一匹を追加し、終了時刻の13:00を迎え、納竿となりました。



この日、チームMOMOIで最大の釣果を挙げたのは原田でした。

序盤こそ、アタリの小ささに苦しめられたものの、徐々に調子を上げ、最終的には50cmのマダイを筆頭に、合計で3匹のマダイを釣り上げました。

船全体でみても、この日の1位タイ記録です。(マダイのことでは無く、同点の意味です!)

あの引きを3回も味わえるなんて、何とも羨ましい限りです!





チームMOMOIの釣果は以下の通りです。



原田……マダイ3

加藤……カサゴ1

宮田……マダイ1

……アコウ1匹,カサゴ2

久世……マダイ1匹,カサゴ1



誰一人としてボウズはいませんでした。まずまずの釣果なのではないのでしょうか。



港に船が到着した後は、目の前で1匹ずつ丁寧に、血抜きと神経締めをして頂きました。

おいしく食べて欲しい、との船長さんの思いが伝わってきました。このサービスに感動です。

「鯛ラバに行く際には必ず大雄丸さんにお願いしよう!」そう心に決めました。



レンタルタックルも利用することが出来るので、私の様な初心者の方にもおすすめです!以下にリンクを貼っておきます!

大雄丸(だいゆうまる):http://www.daiyuumaru.com/



釣ったマダイは、刺身,漬け丼,鯛飯,ソテーにて美味しく頂きました!

自分で釣った魚はおいしさ倍増ですね。






釣って良し、食べて良し、そんな鯛ラバの魅力に、すっかりとりつかれてしまいました。

間違いなくハマってしまう事でしょう…。

早くも7月に、次回の釣行を企んでおります!次回の釣行記もお楽しみに!










2018年6月14日木曜日

2018年6月3日 大雄丸タイラバ釣行 (その1)

 はじめまして。20184月から新卒で入社しました、平と申します。

入社して数か月、人生で初めて船釣りをするという機会をいただきました。楽しい思い出がたくさんありましたので、報告させて頂きます。



この日のメンバーは、原田、加藤、宮田、久世、平の5人です。当日は早朝4時に会社に集合という事でしたので、3時には起きて支度をし、足早に会社に向かいました。多分10分前くらいに到着したのですが、私以外のメンバーはすでに到着しており、私がなかなか現れないので完全に寝ていると思ったらしく、鬼のように電話がかかってきていました。気づかずに申し訳ないです。



原田の車に乗り、楽しい明け方のドライブで港まで向かいました。港について釣りの準備を始めます。宮田は既に到着しており、いつもなら車でゆっくり来るらしいのですが、今回はいつも以上の速さでやってきたということです。

小さいころ、よく父と神戸のポートアイランドで釣りをしていたのでロッド自体は触ったことがありましたが、自分で最初からセッティングという事はしたことがありませんでした。私は釣り針の扱いが下手なので、頻繁に刺さって痛い思いをします。

この日のために、前もって買っておいたタイラバを原田に取り付けてもらいました。たくさんの色のタイラバがありましたが、魚は、色を判別できるのでしょうか?そのあたりをまた知りたいです。



 今回お世話になる船は須磨にあります大雄丸さんです。モモイのリーダーラインをレンタルタックルに使用頂いています。

 港に向うと、これから大雄丸に乗船する他のお客さんが集まっていました。皆さんが釣りのエキスパートに見えて、かなり緊張します。初心者だし釣れなくてもいいけど、どうせなら釣って家族に報告したかったので、『どうせ釣れる』というポジティブな思い込みをしていました。この思い込みが、実は後で思わぬ結果につながるのです。

 いろんな意味でドキドキしながら乗船し、魚がいるところまで移動すると、皆さんが船長さんの指示で一斉に釣り始めます。私も、隣にいた原田にレクチャーしてもらいながら釣り始めました。サミングや底取りの方法など、聞いた限りでは自分でもなんとか出来そうなことですが、なぜかとても難しく感じました。ですが、メインラインにモモイのJigLine MX8 Proを使用しており、10m毎に色がついていたので、初心者でも底からの距離を把握しやすかったです。





 最初から何か所目かのポイントで、船のスタッフさんがレクチャーしてくださいました。レクチャー中に、スタッフさんが「あ、来た」と言いながら網を持ってきます。確かに、明らかに波による動きでない、生き物が自分の糸を引っ張っている感触がします。これが当たりということか、とその感触を覚えておきました。タイラバでは、魚がかかっても竿をあげずに、そのままゆっくり引いていかなければなりません。昔、長崎であらゆる魚をさばきまくっていた祖母の話によると、タイはエサに食いついても、その感覚がわかりにくいらしいのです。そのため釣るのが非常に難しい。初心者でタイを釣ることは無理だと思う、と言われておりました。

 そんな話もあり、あまり釣りに自信がなかったのですが、人生初の船釣りで釣りあげたのは、アコウという魚でした。メンバーいわく、幻の魚だったようで、魚の分類学をしていた久世はテンションが上がっていたらしいです。確かに、アコウを釣り上げた記念撮影のときに一緒に映り込んでいた久世は、とても良い笑顔でした。






 私の人生の中に、初めての釣りで釣ったアコウの姿が思い出として残りました。ポートアイランドではたくさんのゴミ(例えば、長靴)や平べったい謎の生き物しか釣ったことがないため、釣りに関してはいい思い出がありませんでした。なので、はじめて釣りを面白いと思いました。

 その後、夜も明けて午前中からお昼に差し掛かったとき、周りの同乗者の方々が次々とタイを釣っていきました。しばらくして、宮田がビッグなタイを釣り上げました。加藤も、ガシラを釣り上げ、凄いなと感動しつつも、私はまだタイを1匹も釣れていなかったので内心焦っていました。続けて久世、原田も隣でタイを釣りあげ、焦りは頂点に達しましたが、とにかくタイに集中しようと、リールの巻く速さなどを少しずつ変えてみたりしました。





 午後になると、一緒に乗船していたお客さんの一人が75cmものタイを釣り上げました。こんなに大きいタイを生で見るのは初めてでした。

 原田はコツをつかんで隣でどんどんタイを釣り上げており、とても楽しそうです。私もタイを釣りたいという欲がより一層出てきました。しかし、魚が私の欲を感じ取ったのか、午後はほとんど当たりがありませんでした。

 結局タイを釣り上げることはできませんでしたが、最後の最後にガシラを一匹釣りあげました。アコウ1匹、ガシラ2匹、計3匹の釣果でした。



 タイかどうかはわかりませんが、何度もルアーを引っ張る感触がありました。ですが初心者にとってこの感覚を当たりかどうか判断するのはとても難しかったです。恐らく何度も逃げられていたと思います。場数を踏んで難しい魚でも釣れるようになりたいのですが、最初の目標としては、釣りたい魚に対応する基本的な動きを覚えること、お祭りにならないように気を付けること、当たっても焦らないことです。

 また、釣りには意外とメンタルも大事だと思いました。最初の前向きな根拠の無い思い込みは良い役割を果たしたのかもしれません。一方、中盤以降の焦る気持ちは良くない結果につながってしまいました。まるで人生のようです・・・

 釣りはハマると抜け出せなくなる、と祖母が言っていました。それは単に釣れるから楽しいという単純なものではなく、続ければ続けるほど多くの事を学べるからかもしれません。

 話が逸れましたが、これらの反省を次に生かしたいと思います。そして、楽しい思い出にしてくれた今回のメンバーと、大雄丸さんに感謝です。


2018年6月13日水曜日

Fishing Trip to Wajima (dated May 13, 2018)




On befalf of Keito, I (Shogo) report the fishing diary of second day of fishing trip to Wajima.



Ken and Keito had arrived at Wajima the day before, and Yoshi, Yuko, and I went there behind. On the way to Wajima, we arrived in high spirits by hearing good catches from Ken and Keito. While I was worried about weather in that day, I believed that fish were willing to stock up for bad weather. I convinced myself, “I will catch fish tomorrow, and that, kingfish or yellowtail!!” I slept well and prepared for the next day.



The fishing in Wajima last year was almost the first time that I went fishing. I have never forgot the exciting fight against yellowtail. And then, I have been fishing several times. “I am not a beginner, so I’ll catch a lot of fish!” reminding of my fishing, I got on a ship.



We casted off at 4:30 AM. It blew little, and the tide was gentle. According to the weather news, it would start raining at 10:00 AM. So, it seemed that we could catch from daybreak to sunrise. After an hour, everyone started to fall down their jigs in the sea.



The member on the ship were Mr.Yamada, who is a field tester of HOTS, Yoshi, Ken, Yuko, Keito, and me. Mr.Yamada caught good size of rockfish at first easily. I guessed here could be the point where my target would appear...

On the way to Wajima, Yuko asked me what my aiming target was. “I want to catch about two kingfish or yellowtail, and it is very nice if I can catch big rockfish.” I answered. Yuko has caught rockfish as big as yellowtail in Wajima a few years ago. I had a feeling of yearning to her. I strongly desired that I catch not only King Fish or Yellow Tail but also other fishes.



At first, I tried to catch kingfish or yellowtail! I used OTOKO JIG of HOTS. I moved my jig, but there was no bite. Then Yoshi screamed out, “It’s coming!!” He was repeating tiny and quick action next to me, and caught a yellowtail of approximately 6kg without giving time to the fish to run out.





Yoshi used Ryujin 2.0G (0.23mm) for main line, and Momoi Shock Leader 40lb for leader line. As he set drag tightly, the line was not pulled out from reel. The yellowtail could not break Ryujin even drag was very tight. Of course, Ryujin had no damage, and Yoshi carried on catching smoothly after that as well. We could not catch fish anymore at that point, so we decided to move some other place. While moving on, I learned some technique to move jig widely in the sea.



We arrived at next point where depth of the sea was about 60mtr. Feeling the tide gets a little bigger, I fell down my jig. I moved the jig again and again, but I did not have any bite. I was reminded that I must have bite about this time of last year… While I was wondering, I noticed Yuko’s rod was bowed. She got up the rod, then, a big rockfish appeared. Even a rockfish, how big sizes live in Wajima!


Later, we moved to next point. Unfortunately, it started raining at 8:00 AM. “I have to catch fish before it rains stronger.” I thought easy-going. That day, the fish finder showed school of fish in the bottom of sea, so I repeated jerking up 10mtr from the bottom, and then, falling down jig to the bottom again. While I had no bite, I held out for them with the same jig. I said to myself, “It is the time for having patience.” This patience bore fruit, not mine but Keito’s rod was bowed. Guessing from rod’s move, it seemed that this was big fish. Keito fought it throughout the body. The sound of drag was resonating on the ship, and all members paid attention to Keito. When we could see shadow of fish, we started to guess if it would be Kingfish or yellowtail. Then, the tragedy happened. Keito’s hook uncoupled, and fish ran away. Keito deeply regretted even though he had caught yellowtail the day before. It was almost there...


We changed the point again. I was worried that I could not catch any fish at this rate, but I would not like to give up fishing with jig. At this time, Ken had a bite. His line was pulled out from reel by the second. We wondered if his line got caught by reef. So, Ken cut out the main line involuntarily. He had to choose setting up spinning reel again or giving it up. But, he is good at handling bait reel, so quickly turned around and targeted rockfish by using Inchiku, Bigfin of HOTS. And then, the bite came to him! He managed to catch it easily. We could not catch since then, so we moved to next point. That time, I noticed that I did not catch any fish. Since I did not want to end this fishing without catching any fish, I decided to use the bait tackle and aiming at rockfish by Bigfin of HOTS. I wanted to catch rockfish at first. Also, I would like to catch kingfish or yellowtail with any luck.




But, it was not easy to do well. Though I changed the tackle and attacked many times the very bottom, I had no bite at all in this heavy rain. Far from it, my jig was caught by the reef, and Yoshi helped me out of that trouble. My raincoat could not shed cold rainwater, and it got through under my wear. It was terrible situation for me. And furthermore, everyone without me had bite, so I felt that they wanted to cut short. In addition to that, I found that an assist hook of Bigfin had come off by the previous trouble as if adding me insult to injury. I had to choose jigging by spinning tackle or searching for rockfish by Bigfin. I chose the latter. Also, I changed color of Bigfin to blue. Because it seemed there were some sardines in the bottom at the next point, I thought blue color would have good effect to them. I reeled as soon as my jig reached at the bottom, and reeled quickly, and fell down to the bottom…  I used my action to the extent that I could. I had a negative thought I could not any fishes, however, I tried to search patiently. Then, my rod moved a little bit. “It’s coming finally!!” I reeled up in a hurry. I noticed something when the line came up to 20mtr. I could not feel any reaction of fish. I kept reeling up, feeling that everyone was watching me as if they said to me it was just my imaging. At long last, I caught a small rockfish. Everyone are used to be fishing big sizes, so they told me, “it is very small…” But, it looked like great to me breaking out of no catches. After that, I also caught a big rockfish when I moved jig lambently. In addition to this, I caught it one more time when I fell down the Bigfin with action of slow jigging. I caught three fishes in total.




Mr.Yamada, Ken, and Yuko also caught rockfish consistently. Finally, we came to the last point. This is the regular point where we catch rockfish. Yoshi opened up the use of SLOW STYLE rod made in HOTS, and HOTS X MOMOI SLOW STYLE PE 1.2G as main line finally. This is radical combination. Everyone who used this line says in chorus that this line is very easy to find the bottom of sea. In general, PE lines do not have much elongation, though it still has elongation of 5 to 6%. This SLOW STYLE PE was developed to have only less than 3% degree of elongation. In addition to that, this line has high resistance to the current and can decrease effect of tide while falling down the jig. For these character, SLOW STYLE PE gives us a lot easiness to find the bottom, and therefore it is very comfortable to use. In that point, I could guess that there were a lot of rockfish because there were lots of reef. For that reason, we had a risk of getting caught by reef. Nevertheless, as Yoshi set line system with sufficient length of Momoi SHOCK LEADER, he attacked the very bottom bravely. He could make it possible by good balance of SLOW STYLE PE’s low degree of elongation and Momoi SHOCK LEADER which has as much as or better abrasion resistance of Fluorocarbon. As he planned (?), he caught a wonderful tilefish.





We could not continue fishing by heavy rain, so we decided to return.

Thank you very much Wajima! I hope to catch kingfish or yellowtail next time.



Tackles which Momoi staff used in Wajima as below:



Yoshi

Spinning Tackle

RodHOTS FAKE LEZ 64ML BOSO PENINSULA

ReelPENN Battle 6000

Main LineMomoi Ryujin 2G (0.20mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G (40LB)

JigHOTS Debutan Silver 180g



Bait Tackle 1

RodHOTS SLOW STYLE 64M

ReelAbu Garcia SALTY STAGE REVO LJ-4

Main LineMomoi JigLine MX8 PRO 3G (0.28mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G 40LB



Bait Tackle 2

RodHOTS SLOW STYLE 63L

ReelSHIMANO OCEA CONQUEST 300HG

Main LineHOTS x MOMOI - SLOW STYLE PE- 1.2G

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 5G 20LB

JigHOTS Bigfin Orange/Silver 120g

    Caprice Sardin Color (Ever Green) 130g





Ken

Spinning Tackle

RodHOTS GIPANG TIDE LEZ. 67L

ReelSHIMANO SPHEROS SW 6000HG

Main LineMomoi MX8 PRO 2.5G (0.26mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 40LB

JigHOTS Debutan 180g, KEITAN 175g etc.



Bait Tackle

RodHOTS STILETTO SLOW STYLE SSS63M

ReelACCURATE BX 400N

Main LineMomoi MX8 PRO 2.5G (0.26mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G 40LB

JigHOTS Bigfin RGB, INCHIKU made by Assist Kobo





Yuko

Spinning Tackle

RodHOTS FAKE LEZ 64ML BOSO BENINSULA

ReelPENN Battle 6000

Main LineMomoi JigLine MX8 3G (0.28mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G (40LB)

JigHOTS Debutan Pink Silver 180g



Bait Tackle 1

RodHOTS SLOW STYLE 63L

ReelSHIMANO OCEA CONQUEST 300HG

Main LineHOTS x MOMOI -SLOW STYLE PE- 1.5G (0.20mm) 300mm

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 5G (20LB)

JigCarprise Sardin Color (Ever Green) 130g



Bait Tackle 2

RodHOTS STILETTO SLOW STYLE SSS63M

ReelAbu Garcia SALTY STAGE REVO LJ-4

Main LineMomoi Ryujin 2G (0.23mm) 300m

Leader LineMomoi HI-Catch Fluorocarbon NEO PINK 14G (40LB)

JigHOTS Debutan Glow 150g





Keito

Spinning Tackle

RodHOTS FAKE LEZ 64ML BOSO PENINSULA

ReelSHIMANO TWIN POWER SW8000HG

Main LineMomoi MX8 PRO 3.0G (0.28mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G 40LB

JigKEITAN JIG 175g HOLO Akakin/Glow etc.



Bait Tackle

RodHOTS SLOW STYLE 64M

ReelSHIMANO OCEA JIGGER 1500HG

Main LineMomoi MX8 PRO 2.5G (0.26mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 12G 40LB

JigUV/R.G.B 150g, AWABI Black etc.





Shogo

Spinning Tackle

RodHOTS GIPANG TIDE LEZ. 67L

ReelSHIMANO NASCI C5000XG

Main LineMomoi MX8 2.5G (0.26mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 8G 30LB

JigHOTS OTOKO Jig Silver 130g



Bait Tackle 


RodHOTS SLOW STYLE 63L

ReelDAIWA CATALINA 20H

Main LineMomoi Ryujin 1.75G (0.22mm) 300m

Leader LineMomoi SHOCK LEADER 8G 30LB

JigHOTS Bigfin Orange/Silver, Sardin (120g)